WPF の WebBrowser でセキュリティ保護警告を抑止する
WPF の WebBrowser コントロールから JavaScript を含むローカル HTML を表示すると、以下のようなセキュリティ保護の警告が表示される。
これを抑止する為の方法を調べてたところ Internet Explorer のマイ コンピュータ ゾーンのセキュリティ設定を強化する方法という情報を見つけた。これを参考に HTML 2 行目へ以下のコメントを入れることで警告が抑止される事が確認できた。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<!-- saved from url=(0017)http://localhost/ -->
...以下、省略。
指定は url
パラメータの括弧内に警告を抑止する URL の文字数、その後に URL を記述する。
ローカル HTML の URL 先頭は http://localhost/ で文字数は 17 文字となるため、このような指定となる。この配下に置かれたものならば、以降は警告の対象外としてくれる。
先日 WPF で Google Maps をホストする記事を書いているときにセキュリティ保護の警告を抑止できなくて困っていたのだが、この方法を見つけたので記事の内容とサンプルプログラムを修正しておいた。