アカベコマイリ

HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING

Web Designing 2010/8

August 01, 2010WordPress

ここ数号は買っていなかったのだけど、本屋で表紙の「WordPress カスタマイズ教本」という見出しが目に止まり、ひさしぶりに購入。

WordPress 特集は 22 ページも割いているだけあって、なかなか読み応えがあった。カテゴリごとに見開き 2 ページという構成でパラ読みするのにちょうどよい。ただしすべてこの構成なので、もっとも期待していたテーマ作成すら 2 ページなのは残念。雑誌のカラー的にこれだけで特集を組んでもよいのではなかろうか。

だいたいの情報は既知だったけれど管理画面を開かずに記事を編集できる Front-end Editor や脆弱性チェックをおこなう WordPress Exploit Scanner なんかは初めて知った。便利そうなので導入してみようとおもう。

また、導入を見送っていた Ktai Style についてスクリーンショットつきで解説されており、改めて関心を持ちはじめている。これについては、さまざまな不具合の情報とケータイで読まれることはないだろうという考えから忌避していたのだが実際どうなのだろう?このブログではコードスニペットを掲載することが多いから適切にケータイナイズ (?) できない気がする。

閑話休題。

この号にはもうひとつ「情報デザインとしての Web タイポグラフィ」という特集がある。WordPress 目的で購入したのでまったく期待していなかったのだが、結果としてこちらのほうがよい記事だった。

この特集では、Web も含む出版の問題や Web Fonts などのキャッチーな話題を取り上げつつ読みやすさだけでよいのか?という問題提起までおこなっている。非常に楽しめた。Web Fonts の普及によりタイポグラフィーのデザインが可能になり紙とディスプレイの境界がますます曖昧になってゆくことの予見など興味は尽きない。

そのときには、スクリーンフォントにはもっと人間的な要素が増えてくるのではないでしょうか。手描きのような味に近いものが

という言葉が印象深い。雑誌なのに 1,470 円もするのでビックリだが、この特集を読めただけで元を取った気がする。