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小さな按摩師 - ATEX ルルド マッサージクッション

私の部屋に小さな按摩師がやってきた。最近なにかと話題のルルド マッサージクッションである。

二週間前にヨドバシの店頭で見かけて衝動買い。

すばらしいという評判は聞いていたけど半信半疑。しかし ¥8,000 という値段とカバー交換できる点に惹かれる。もし失敗してもクッションとして使えばいいじゃない、という心の声に押し切られた。ちなみにカバーは ¥2,000。実物の発色はピンク、ターコイズ ブルーがきれい。鮮やかなので部屋の差し色になる。他の色は無難な感じ。本体 + カバー 1 種を購入すると洗濯時に融通が利く。

ここ数年ひどい肩こりに悩まされている。ときには頭痛、吐き気にまで及ぶレベルでストレッチや筋トレに励むも大きな効果はなかった。手に持つタイプのマッサージ器も購入したが背中の中央に効かせるのが難しく肩周りに使うのが関の山で、使用感はイマイチ。

一時はマッサージ チェアも考えたが高額で場所も取るため躊躇していた。この揉み力をもっと手軽に導入できないかなぁ、と感じていたところに、ルルド マッサージクッションの存在を知る。ハンディタイプのマッサージ器では本体か小さな揉みほぐし用のパーツを振動させるのが一般的だが、この製品はもみ玉を備えている。マッサージ チェアの強い揉み力はこの機構に負うところが大きいため、これはすばらしい選択といえる。

クッションという形も合理的だ。手に持つマッサージ器と異なり可動部の上に寝そべることが可能なので体の大半に効かせられる。マッサージ チェアのように背面を包むことはできないが、それは使用者が動くかクッション位置の調整で対応できる。

実際に使用したときの雰囲気を伝えるために写真を撮ってみた。ただし私が寝そべっていても絵面として面白くないからヌイグルミをモデルにしてみる。まずは正面。

正面図

肩に効かせるならこのように首をクッション中央あたりへ乗せる。背中なら自分が上にゆくかクッションを下にずらす。左上に見える線は電源ケーブル。あまり長くないので取り回しには注意が必要。

次は側面。

側面図

ヌイグルミの頭あたりがマッサージ用のもみ玉になっている。玉は 4 つあってそれらがゴリゴリ動く。この製品には強弱の設定はない操作できるのは電源ボタンだけでこれを押すことで以下のように動作が切り替わる。

  1. 電源 ON、通常のマッサージ モード
  2. ヒーターモード、もみ玉が暖まる
  3. 電源 OFF

揉み力はかなり強い。痛みを感じるようなら、もみ玉の面にカバーを掛けるかタオルケットなどで覆うとよいだろう。私は強めが好みなの、前述の写真のようにカバーを垂れた (外した) 状態にしている。機能面でみると原始的だがミニマル。複雑性を排除したところにこの製品の魅力がある。電源を押せばすぐに使えて場所もとらない。

あまりにも手軽なので気がつけば電源を入れている。おかげでその日の疲れ、その日の内にを実践できてる気がする。肩こりは集中的にマッサージするより軽度な内に散らすのがよい。

購入して二週間、こりの蓄積をほとんど感じることなく、暮らせている。ちいさな按摩師に感謝。

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