アカベコマイリ

HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING

XtraFinder から標準 Finder へ乗り換えた

OS X を El Capitan に更新したら Rootless によって XtraFinder が利用できなくなった。つまり

  • TotalFinder「XtraFinder がやられたようだな...」
  • TotalSpaces「奴は四天王の中で最弱...というか我々もやられたようだな」

というわけだ。

どうしても使いたい場合は Configuring System Integrity Protection で Rootless を無効化すればよい。しかしこの機能はセキュリティ対策を目的としているため、できればそのままにしたい。

XtraFinder から標準 Finder へ乗り換えて一週間ぐらいたった。その間、気になったところを書いておく。

タブ機能

XtraFinder は常にひとつ以上のタブがあり、新規タブ ボタンもその隣に表示されている。そのため初期状態からのタブ追加がクリックだけで済む。また、タブ幅が小さいため、3 タブぐらいに抑えているとボタンがほどほどの距離になって操作しやすい。

Finder のタブは二世代前の Mavericks で搭載された。仕様としては Safari を踏襲している。つまり初期状態ではタブがない。また、タブ化されると領域全体の幅を等分するようになっている。この仕様のためか新規タブ ボタンはウィンドウ右端に配置され、マウス操作する場合は遠く感じる。

XtraFindrer のタブは操作感とスタイルが Chrome そのまま ( スタイル種別に Google Chrome があったりする ) なので、これらの違いはそのまま Chrome と Safari の差ともいえる。そして私は Safari のあの UI が苦手だ。

乗り換えたとき、この差に最も違和感を覚えた。だいぶ慣れたが、初見では Chrome 的なタブ管理ほうがわかりやすいと思う。ツールバーに新規タブ ボタンが用意されれば利用したい。いまは ⌘ + T で追加している。

もう一点。ゴミ箱などを表示した時に Finder のタブへ統合されず、新規ウィンドウになってしまう。これを回避する設定がないか探したけれど見つからず。Terminal から open した時も同じ挙動になるので、そういう設計思想なのだろう。

私はウィンドウをなるべく減らしたいので、新規ウィンドウよりタブ統合のほうが好みだ。

Web ブラウザの場合、メーラーなど他アプリから Web サイトのリンクをクリックしたとき、既に実行されている Web ブラウザがあれば、そのタブとして開かれる。Finder にもこの挙動が実装されることを期待している。

常にフォルダを先頭にする

私はもともと Windows ユーザーだったので、OS X の Finder がフォルダを先頭表示しないことに抵抗があった。XtraFinder だとこの動作を実現できる。

Finder の場合、メニューの「表示」→「表示オプションを表示」でダイアログを起動して「順序」欄を「種類」にすることでフォルダを先頭にする、という方法がよく紹介されている。

この方法だと *.txt や *.md などのテキスト ファイルがある場合、それが「書類」として扱われて「フォルダ」より前にきてしまう。オマケに種類の区切りにヘッダーが表示されて邪魔である。

そのため以下の記事に紹介されている方法を試そうとした。

しかし El Capitan の Finder.app 内にある InfoPlist.strings はテキストではなくバイナリだった。0xED で開いてみたところ文字列として解析できる部分もあったが、これを適切に編集するのは難しいだろう。もしかして Xcode なら *.plist のように GUI エディタで表示してくれるかも?と試してみたが、テキスト扱いされて壊れた文字列が表示されるだけだった。

そもそも Finder.app をいじるのは危険だろう、ということで表示オプションによる順序の設定で妥協することにした。そういえば InfoPlist.strings がバイナリになったのもセキュリティ向上の一環だったりするのだろうか。

パスのコピー

XtraFinder ではファイルとフォルダのコンテキスト メニューにパスをコピーするための項目を追加できた。これは OS X 上のフルパスに加え、名前だけとか Windows パス ( ¥ 区切り ) にしてくれるなど、地味に有用な機能だった。

これに影響を受けたのかは不明だが、El Capitan の Finder にも似た機能がある。ファイルとフォルダのコンテキスト メニューを表示した状態で ⌥ を押すと「XXXX をコピー」という項目が「XXXX のパス名をコピー」に変化する。これを選ぶと対象のフルパスがクリップボードにコピーされる。

つまり XtraFinder の機能だとパス項目のデフォルトを選択した状態になるのだが、その他の書式をサポートしていないのは残念だ。

使い勝手は落ちるけれど、フルパスで大半の用途に足るため、それほど困ってはいない。

並べて表示

XtraFinder はウィンドウ内の領域を左右に分割して比較表示する機能がある。使用頻度はそれほどでもないが、たまにフォルダの整理で役立つことがあった。

Finder にこの機能はないけれど、El Capitan で追加された Split View が代替になりそうだ。難点としては Split View がフルスクリーンになること。OS X のフルスクリーンは新しい画面を作成してしまうため、アニメーションを切ったとしても切り替えが面倒である。

現在の画面で動作するモードがほしい。できれば起点となるウィンドウのサイズにあわせて並んでくれると更に嬉しいのだが。

並べた片方のフルスクリーンを解除しても、もう一方のフルスクリーンが維持されるのもイマイチ。Split View から戻るときは両方、元ウィンドウの状態を復元されるのが自然な動きではなかろうか。

まとめ

使い勝手は落ちたけれど、特別 XtraFinder でなければという点もないため Finder を受け入れられそう。消極的な選択ともいえる。日常的に使っていると好ましくないものでも慣れてしまうものだ。

最後に Finder のよいところをひとつ。ファイルやフォルダ名を変更したとき、順番の入れ替えがアニメーションするのは気に入った。

Comments from WordPress

  • Splachu Splachu 2015-11-03T23:51:19Z

    El Capitanで XtraFinderが使えなくなる.....

    上記が理由でアップデートを見送っていたのですが、
    純正のFinder も歩みは遅いかもしれませんが少しずつ進化してるんですね。

    とても参考になりました。

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