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HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING

ボドゲ記 1 - 高円寺リトルケイブ

January 24, 2020イベントボドゲ

ボドゲ記 1。

同僚に誘われて昨年からボードゲームをたしなむようになり、その流れで marutaku という Slack ワークスペースを起ち上げた。

ここで何度かボドゲ会を開催してボドゲ記を書いていたのだが、それを読んだメンバーから「せっかくならブログに書けば?」と提案されたので内容を転載・補完したものを公開する。

会場と参加者

今回の会場は高円寺リトルケイブ。昨年 11/15 に初来店して今回は 2 度目。参加者は 178 さん、89 さん、S さん、私の計 4 名。

ワンドリンク制。ドリンクはタンブラーで提供される。そのためプレイ中にコップを倒して大惨事ッッ!みたいなこともなくて安心感がある。大事なことだ。

ここは食事も提供されており、しかも非常においしい。前回はボドゲ卓を汚しにくいバーガーにしたけれど、今回は「しらすと大葉の生オムライス」を注文。生オムライスなのでライスにも卵としらすの旨味がクリーミーにしみている。味変用の調味料もつく。最高。

というわけで舌鼓を打ちつつプレイ開始。

Splendor

プレイヤーとして 178 さんが熟練者、ほかはプレイ歴 2 〜 3 回。私は 3 回目。

まだルールはうろ覚えでカードもチップとして勘定されるとか、予約などを途中で思い出す。このゲーム、遊び方へ性格が如実にあらわれて面白い。宝石の集め方もまんべんなくコンプとか、尖って一つをのばしてゆくとか。今回は互いに予約で牽制しあう展開。

これまで予約をあまり意識してなかったけど「予約チップ = ワイルドカード」の有用性に気づかされた。最終盤。1 名が 14 + 予約 1 点で場の巡り的に勝ち確。しかし隣は 14 + 予約 or 場 2 点を狙える位置につけてた。

結果、狙いが的中してゴール。点数は 12、12、15、16。

めちゃくちゃ接戦でゲーム後のプレイ振り返りも実に盛り上がった。メンバーの大半がプレイ歴数回ということもあって「それ欲しかったんだよね〜」とか「いまの手持ちならアレ狙えるかも?お願い、見逃して自分まで回して!」みたいな感じでワイワイ遊んだ。

ガチ勢なら黙々と他のプレイヤーが有利になりそうな情報を伏せながらスリリングな読み合いを楽しむのだろうけど、いまの私のレベルだと今回ぐらいのゆるいプレイがあってる感じで実際、楽しい。

Codenames

プレイ歴の差がでにくいゲームという印象。4 名のうち私と S さんが初プレイ、178 さんは熟練者、89 さんは 1 プレイ経験である。

うちの会社はレクリエーションの一環でボドゲ会を企画してて 2019 年末の納会 (私は重い風邪で欠席) でプレイしたら、ボドゲに関心あるか謎だった層も大ウケで非常に盛り上がったらしい。

プレイした印象。ボブジテンみたいな言葉当てゲームなのだけどマップの存在がスパイスになってる。

5x5 のランダムな言葉を敷き詰めたマップがあってヒントになる語から連想してマップ上の言葉を当ててゆく。しかし言葉の位置ごとに自分、相手、中立が割り当てられており回答側からは隠されている。せっかく言葉をあてても相手の位置だとそちらの得点になるし、相手にとっても然り。

ルール自体は模擬戦 1 プレイぐらいで覚えられる単純なものだが、このマップと言葉当ての相乗効果によりゲーム展開がよい意味で読めない。実際にプレイしてみると盛り上がる理由がよくわかる。

本番は 178 さん 89 さん、S さんと私で対戦。結果は私たちの勝ち。どうやら私は語彙とか直感力だけは無駄にあるらしく、こういう言葉当てや連想ゲームは向いてるようだ。ボブジテン、イロトカタチはだいたい勝ってる。

代わりに Splendor とかカタン (まだ 1 プレイだけだけど) みたいにリソース管理と盤面展開が重要なのものは苦手。プログラマーを生業としているのにこれでいいのかって?これでいいのだ。それでも楽しいのだ。

オマケ - 銭湯など

ボドゲ後、89 さんは出張を控えてるので帰宅。178 さん、S さん、私で銭湯へ。目的地は小杉湯。お二人は銭湯ガチ勢のようだ。私は人生初。温泉とか健康ランドみたいなのは経験あるけど銭湯はまったくの未知である。

リトルケイブからの道すがら、高円寺の路地裏を堪能。おしゃれだったり面白そうな気になる店や景観にあふれていて歩いてるだけで楽しい。

途中、178 さんの提案によるショートカットのために公園を突っ切る。しかしまったくの遠回りで笑えた。ここにある滑り台でポーズでもとってみようかと目論んだけど摩擦係数が高すぎて滑りすぎて無理。リトルケイブ入店前は 1 月にしては温暖だったけど、この公園あたりで真冬らしい寒さと風にみまわれた。

小杉湯はタオル貸し出しとアメニティにより手ぶら OK。私は入浴 ¥470 + バスタオル ¥50。タオルは今治とのこと。今治、字面として存在は知っていたけど読みはわからず「いまじ?」と発音してお二人に突っ込まれる。正しくは「いまばり」だ。地名や人名って難しい。

小杉湯は 22:00 過ぎだというのに大繁盛。風呂場の戸を開けたらあまりに人が多くて驚いた。しかしそれでも交互浴のために複数の湯をめぐる人たちは自然とゆずり合う。彫り物があったり険しい表情をしている人もいたが、和を乱すことなく入浴を楽しんでいる。こういう自治も銭湯なんだな〜と感心した。

ドライヤー利用は 3 分 ¥20。現金投入が必要なので 10 円玉を用意したほうがいい。健康ランドや温泉だと入浴料に含まれているものだが、銭湯だと現金が一般的なのだろうか?電気代を考慮したら妥当だとは思う。小銭があってよかった。

締めはフルーツ牛乳で。湯上がりに腰に手をあてながら、これをゴクゴク飲むのが夢だった。夢、達成。というわけで高円寺リトルケイブと小杉湯、オススメです。

銭湯の後に一杯のみますか?ということで駅近くの BAR へ。お店の名前は失念。時間的に終電ギリギリな感じなため本当に一杯で楽しめそうなもの、ということでホットワインを注文した。これも人生初。おいしくて温まる。

ここで解散。10 数年ぶりの終電。初めての経験あり、ひさしぶりに終電ありで新鮮な日だった。

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