アカベコマイリ

HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING

ボドゲ記 4 - GOTTA2 高田馬場

ボドゲ記 4。雨が降ったり止んだりする梅雨らしい天候。新たに参加していただいたヤンさんへのサプライズとしてヤンヤンつけボーを購入しよう!という 178 さんの謎の思いつきでドンキやコンビニをめぐるも売っていなかった。という思い出の日。

会場と参加者

今回の会場は GOTTA2 高田馬場。参加者は 178 さん、マサヨさん、89 さん、ヤンさん、私の計 5 名。18:00 - 22:00 ぐらいまでプレイした。

初参加のヤンさんはミャンマーから来日された方で 178 さんの友人。日本語がとても上手。ボドゲはかなり高度な言語能力を求められるが難なく楽しんでいた。すごい。

イロトカタチ

マサヨさんは新宿のボドゲ屋で買い物してから合流するとのこと。そのため 178 さん、89 さん、ヤンさん、私で先にプレイすることとした。ゲームはイロトカタチ

これは昨年、ゲムマ公開前に高円寺リトルケイブのイベントで試験プレイした思い出がある。初見で非常に盛り上がったのもあって 178 さんが購入。その後、会社のボドゲ会でもプレイして好評だったものだ。

ルールは非常に簡単。出題者は配られた 10 枚のイロ付きカードを組み合わせて題となるカタチをつくり、プレイヤーはそれを当てる。要するに連想ゲームだが言葉によるヒントに頼らずカタチで伝えなくてはならない。

カードのイロも重要。ランダムに配られるうえ、偏りもあるので出題者のセンスが問われる。ピンクのカードが 8 枚と白 2 枚で一体どうやってソフトクリームを表現すればいいのだ、とか。題とカードを見ただけで笑える。

カタチだけでは難しいものは動きを入れてもよい。例えばゴルフというお題を 10 枚のカードで表現するのは無理があるのでボールの軌跡っぽい動きを入れたりする。

ただし我々はもう少しゆるく、プレイヤーの回答が題に近いか否かぐらいは教えてよいルールで遊んでいる。「惜しい!近い!」とか「うーむ遠ざかってしまった...」みたいな感じで。このやりとりも醍醐味だったりする。

発想力だけでなく語彙も重要なのでヤンさんが楽しめるか心配だった。しかしヤンさん、いきなり動物のキリンというお題を当てたりして普通に遊べている。すごい。日常会話だけでなくこういうゲームも難なくこなしている。

こういう連想ゲームって題そのものを語るのも楽しくて好きだ。今回だと題に挙げられたものがヤンさんの故郷であるミャンマーだとどうなのか?とかで盛り上がった。

2 周ぐらいしたところでマサヨさん合流。次のゲームへ。

It's a Wonderful World

前回に初プレイして盛り上がったゲーム。イロトカタチと比較して複雑で重いためさすがのヤンさんでも大丈夫か?と心配だった。しかし模擬戦 1 周で基本的なルールは把握したようで普通にプレイしてた。やはりすごい。

というわけで本番を 2 周プレイ。ヤンさん以外は 2 回目だが、皆さんもまだ駆け引きというレベルには達せなかった感じ。たぶん慣れてくると最初のドラフトや進行の偏りでプレイヤー間の影響が出てくるのだろう。しかし今は麻雀でいう自分の手牌しか見ていない状態で、点数の効率とかを探りながらプレイしている。

私の順位はそれぞれ二位、三位。自陣の特徴を踏まえて建築計画をたてたのが功を奏したようだ。あまりデタラメなものは建設しなかった。私は勝敗より盛り上がることを重視しているので、もっとトリックスターっぽくかき回すプレイしたほうがよかったかもしれない。今回はガチ目に楽しんだ感じ。

KLASK

重いゲームを遊んだのでチルアウト的なのを求めたら紹介されたゲーム。

「ボード = 卓」ではあるのだけど、腰を据えて遊ぶのではなくスポーツ味が強い。プレイ感はエアホッケー。二人一組で私はヤンさんと対戦した。

エアホッケーと異なりボールを弾くスティックは台の下にあるマグネットで操作する。そのため相手の体勢をみて方向を読むのは難しい。初プレイということもあり、自分のスティックですら狙った位置へ動かせず、もどかしさがある。だがそういうのも含めて楽しい。

ギターを練習する際、私は指板を見なくても弾けるように目を閉じるようにしている。はじめは視覚に頼りすぎていて全く弾けなかった。しかし繰り返すうちに指と弦、音がだんだん一致するようになってくる。KLASK をプレイしながら、この感覚を思い出していた。

ゲームはヤンさんの勝利。スティック自爆と白マグネット吸着ダメージが効いた。かなり白熱したので今後も継続プレイしたい。

そういえば今回は立って遊んだのだけど、公式サイトの写真では椅子に腰掛けている。この体勢の違いはプレイ結果にも影響しそうだ。運動にもなるので立ってプレイするのはオススメ。心地よい疲れがあった。

コヨーテ

軽いゲームで締めようということで選ばれた。

数字の書かれたカードが配られ、プレイヤーはそれを見ずに頭へかかげる。他のプレイヤーと見えない自分のカードから合計値を予測、自分の番がきたら合計を越えない範囲で数を増やして宣言。もし合計よりも大きいと感じたら次のプレイヤーがそれを指摘、越えていたら勝利となる。

基本ルールを書くとこれだけで単純。しかしカードには特殊なものがあって、例えばマイナス値や合計を倍にしたりゼロにするものとかある。他のプレイヤーだけ見れば数字だけ、しかし自分のカードが特殊かも?という不確定要素が実に楽しい。

宣言する数字もポイント。次の番でコヨーテを誘発するためにギリギリ大きな数字をふっかけたり、安牌として 1 だけ増やすなどの駆け引きが楽しい。めちゃくちゃ盛り上がった。

おばけキャッチ

軽いゲームで締めよう、おかわり。ボドゲ会って毎度、あともうひとゲームという感じになりがち。楽しいからね。

おばけや椅子などのフィギュアを配置。配られたカードに描かれた絵柄と色を見て対応するものを取るゲーム。完全一致だけでなく部分一致、不完全一致があるため反射神経だけでなく判断力も必要になる。

今回は 5 点先取で抜けてゆくルールでプレイした。順位は 178 さん、私、ヤンさん...となった。完全と部分一致はすぐに決着するのだが、不完全一致はみんなの手が止まる。この瞬間が面白い。不完全一致でうまく出し抜いて取れるとめちゃくちゃ嬉しくて小躍りしたくなる。

これにて閉会。今回も楽しかった。またプレイしましょう! for marutaku

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