ボドゲ記 10 - ゲームマーケット 2021 秋
ボドゲ記 10。去る 2021/11/20 (土) 〜 21 (日) に開催されたゲームマーケット 2021 秋へ参加した感想など。
チケット予約から入場まで
2 日開催のうち私は初日となる 11/20 (土) 12:00 のチケットを予約。開場は 11:00 なのだけど予約を思い立った 11/19 (金) は前日ということもあってかイープラスの電子チケットは売り切れていたので次点の 12:00 とした。
開催地の東京ビックサイトは何度か訪れたことがある。そのため当日は 12:00 以降の入場なので昼食でも食べながら国際展示場駅をゆっくり目指そうと考えていた。しかし湘南新宿ラインに横須賀方面があることをすっかり忘れていて見当違いの方向へ乗り過ごす。
結局、逆戻りして国際展示場駅へ到着したのは 14:00 ぐらい。時間がおしてるので駅前コンビニで購入した昼食をベンチで食べたりしながら会場を目指す。そしてビックサイトおなじみの長階段を登りきったら黒山の人だかり。周辺にいるスタッフらしき方々のユニフォームを見るにゲムマ参加者の列だった。かなり遅れたこともあって並ぶことなく入場を想定していたので驚く。とりあえず最後列へ並び Twitter を「ゲムマ」で検索。すると待機列や時間に関するツイートが見つかる。どれぐらい待たされるか不安だ。
しかしこれは杞憂で待機列の進みは速く、チケットを事前購入していたこともあって 20 〜 30 分ほどで会場前に到着。11:00 から現地入りしていた 178 さんたちが通りがかったので挨拶しつつ、入場。
電子チケットは QR コードを発行する方式でメールに URL が記載されている。Web ブラウザーでそれを開いて QR コードを表示、スタッフが端末で読み込んで認証という流れ。技術書典におけるかんたん後払いのような電子決済はないため現金を細かくしておくとよい。この話を前に 178 さんから聞いていたので昼食を購入する際に万札を崩しておいた。購入額を計 1 万円ぐらいの範囲に収めようという意図もある。
会場散策
想像よりはるかに広く来場者も多い。同人サークルとボドゲ関連の企業に加えてボドゲ カフェや BOOKOFF も出展してるのが「ならでは」という感じか。このボドゲ記でもたびたび触れてるよこはまのボードゲーム屋さん リゴレが出展してると聞いていたので訪問することに。挨拶したら私のことを覚えてくださっていて嬉しい。あわせてレジ前に置かれていた XING (バッティング) というゲームを購入。箱の洒落た装飾と、窓からのぞく宝石風のオブジェに惹かれた。
本格的に散策を開始する。ゲームがテーマということもあってブースの展示方法も遊び心が感じられて楽しい。購入は控えめにする予定だったが雰囲気にのまれてついつい散財したくなる。そんな気持ちをこらえつつも和風な雰囲気と購入特典で付く石の綺麗さがツボって雅々 (がが) というゲームや
在宅勤務時の気分転換としていじるのによさそうな金属ダイスとか、コンパクトなのが欲しくなって無限間違い探し、GACCI などのカードゲーム類を購入。
休憩も含めて 2 時間ぐらい散策して退場する。178 さんたちと合流して購入したものを見せ合い簡単な感想会をしてから解散。
感想
同人イベントといえば技術書典しか知らないので色々と新鮮だった。ゲームマーケットは趣旨として
ゲームマーケットは“電源を使用しない”アナログゲームの振興と、ユーザの交流を目的とした「みんなでたのしく」過ごせるイベントです。
を掲げている。これは私がボードゲームに惹かれている理由のひとつでもある。ソフトウェア開発者という電源前提の仕事をしていると、それ無しにどうやって「ゲーム = システム」を成立させるのかは興味深い。例えばゲーム進行の状態表現とか。ボドゲ会で新しいゲームへ触れるたび、これだけの道具でこれほど豊かなゲーム性や世界観を提供できるものなのか!と感心させられる。
このイベントでもそれを十分に堪能できた。それと散策時にも思ったがアナログならではだろう、ブースの装飾も凝ったものが多くて場として楽しい。幼いころ、おもちゃ屋へゆくと遊びにあふれた店舗そのものが夢のような空間であったことを思い出す。そんなことを彷彿とさせられながら歩いていたので疲労も心地よい。
購入したゲームについては次のボドゲ会や帰省時などに楽しむ予定。