アカベコマイリ

HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING

ドメイン管理を「お名前.com」から Google Domains へ移管

July 16, 2021開発ドメイン, DNS

本サイトを公開しているドメイン akabeko.me の管理をお名前.com から Google Domains へ移管した際の覚書。

移管前の状態

移管前の状態はこのような感じ。

お名前.com の設定

まずは Whois 情報公開の設定を確認。

参考記事には情報が正しければ不要とあるけど、過不足あって途中で移管失敗となれば混乱必至なので表示してみた。すると各情報それぞれ住所の番地が抜けている。

情報公開の設定としては必須にも関わらず空欄なのは、契約時に存在しなかったか不要な項目だったのだろうか?確認しておいてよかった。現在は必須となっているので入力して保存した。

次に Whois 情報公開代行の解除。

参考記事に「ここが非常にわかりにくい!」と書かれているとおり、ドメイン一覧のテーブルではなく欄外にあって気づきにくい。テーブルには代行の有効状態とメール転送オプションを切り替える設定があって、ここからは後者しか変更できない。画面をよく見るとテーブルの直下あたりに「Whois情報公開代行設定の解除はこちら」というリンクがあって、これをクリックすることで解除画面に進めた。

解除後、ドメイン情報の詳細画面から AuthCode を表示する。これは Google Domains 側に入力するものなのでメモしておくこと。

不正アクセスによる移管対策のため、ドメインをロックすることもできるそうだ。これを解除しないと移管できない。私は未設定でロックされていなかった。よって お名前.com 側の作業はひとまず終了。

Google Domains

Google Domains へゆくと「新しいドメインを検索」というテキストボックスの下に「すでにお持ちのドメインを移管しましょう」というリンクがあるのでクリック。すると移管画面が表示されるので「移管するドメインを入力します」欄に対象ドメインを入力してから Enter キーを押下して移管を開始する。

「ドメインの準備」を実行。移管元の お名前.com はロックが解除されている状態なので、認証コード欄にメモしておいた AuthCode を入力して続行。

「ウェブ設定のインポート」は「DNS 設定をコピーして管理を Google に任せる(推奨)」を選んだ。もし設定があれば引き継いでくれる。私の場合は Netlify の DNS を利用しているため設定はなかった。

「登録の設定」に進むとで料金の支払いを確認される。今回の akabeko.me だと現時点で ¥2,300。これは移管ではなく +1 年分のドメイン更新料らしい。「購入手続きに進む」で決済すると領収書メールが届く。後ほど Google Domains 上でアカウントの期限を確認したら当然ながら +1 年されていた。もともと期限が来年までだったので、むしろありがたい。

ここまで終えると「保留中のドメイン」という表示になり、メッセージには「移管を処理しています」とある。他に移管は最大で 7/22 日までかかるとか記載されていた。もしかして一週間ぐらい Whois 代行なしの可能性もある?と困惑。参考記事には「小一時間すると」とあるし、このまま眺めていてもしょうがないので放置。

すると 30 分ぐらいで お名前.com から「【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 akabeko.me」というメールが届いた。意外にはやい。メールに掲載された URL の先から申請を承認。そこから更に 10 分ぐらいで「トランスファー申請承認のご連絡 akabeko.me」メールが届き手続き完了。

この時点で https://akabeko.me を表示しようとすると 404 エラーになった。DNS を設定しなければならない。

Netlify と Google Domains

Netlify の管理画面で対象ドメインの Domain Settings を開くと akabeko.mewww.akabeko.me の行に Check DNS configuration と警告バッヂが表示されていた。それをクリックした先の画面に Name servers 欄があるので、そこにある 4 種類のサーバー名をメモする。

次に Google Domains のマイドメインから対象ドメインを開き、画面左のメニューから DNS を選択。DNS 設定の上部には Google Domains とカスタムがあるので後者を選ぶ。そしてネームサーバー欄からメモしておいた前述の Netlify サーバー 4 種類を追加して保存。これで OK か?と https://akabeko.me を表示したら 404 エラー。まだ設定が不足しているようだ。

DNS 設定に戻り、今度は上部から Google Domains を選択。カスタムを選んでいるため「ドメインでこれらの設定が使用されていません」と警告されるが、この設定の「リソース レコード」が必要なのであった。A レコードは共通なので掲載する。

ホスト名 タイプ TTL データ
A 3600 104.198.14.52

入力時にホスト名を空欄にすると自動的にドメインが指定されたものとして扱われる。つまりタイプ A は空欄で akabeko.me、CNAME 側に www と入力したなら www.akabeko.me とみなす。

もうひとつ DNSSEC の設定は参考記事だと無効にしているようだが、既定でオンなのでそのままにした。「この DNS 構成をアクティブにすると、DNSSEC が有効になります」と注釈されており、ネームサーバーに Netlify のものを指定しているから意味ないのかもしれないが。

改めて https://akabeko.me を表示すると 404 エラーは解決して正常にアクセス可能となった。念の為にスーパー リロードしたりキャッシュされていなさそうなページへ遷移してみたりしても OK。

無事に移行できたようだ。

おわりに

お名前.com については通知を設定でオフにしていても頻繁に近似した内容のキャンペーンのお知らせとかが届いて厄介、管理画面の設定を変更しようとするとクーポンやキャンペーンのダイアログが表示されて困る、といった理由から移管を検討していた。

しかしインフラ、特に稼働中のネットワーク関連は失敗時の影響と調査の面倒さから消極的になりがち。そして「まぁ現状維持でいいか」とするうちに何年もたってしまった。私の Twitter アカウントで お名前.com を検索したら 2019 年には移管を志していたようなので実に 2 年越し。長すぎ。

移管してみると Google Domains は当然ながらクーポンだのキャンペーンといったダイアログが挟まれることはないし、設定画面も簡潔で気に入った。こういうインフラ系サービスに求めているのは割引とか多機能などの前に、必要最小の設定をわかりやすく提供してくれることである。この点において移管は正解だった。

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