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HEAR NOTHING SEE NOTHING SAY NOTHING

アメリカ人によるアメリカ人のための和ゲー購入ガイド

JewWario という人のゲーム紹介動画が面白い。

以前の記事で書いた AVGN はクソゲーをネタとしたコメディだが JewWario の動画はアメリカ人によるアメリカ人のための和ゲー購入ガイドという点が面白い。

題材となるゲームは NES ではなくファミコン版。つまりは日本国内で発売されたゲーム ソフトを輸入しているわけで言語や文化の差異についても重要なものとして言及する。例えば↑で挙げた「コナミワイワイワールド」ではストーリーとパスワード (カタカナ入力)、メニュー表記について注意している。一方で「ドラえもん」回では日本語を理解しなくても楽しめると説明していた。

説明書なしとかユーザが日本語が読めないことを想定して基本操作についても必ず触れる。ファミコン時代のゲームは独特のルールを持つモノが多いけど動画による説明が分かりやすいため、むしろ説明書を読むよりも役立ちそう。輸入販売店での入手難度や価格の相場が出るのも面白い。今回のソフトは本体が 8$ で箱付きになると 30$ に跳ね上がる。このあたりの事情は日本と同じようだ。

視聴者がアメリカ在住ならレトロ ゲームに触れる良いきっかけになるのだろう。紹介されているものをリアル タイムに遊んだ日本人としては懐かしくもあり、我が国のサブカルチャーへの愛ある紹介が嬉しくもある。

ついでにテーマ曲が FUNK FUJIYAMA なのも気が利いている。異文化を紹介するという側面も持つ動画として、これほどピッタリな曲もそうそうないだろう。

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